ロードバイクの「ロ」

家庭との両立にもがく貧脚ローディー。クラブ・ロードロのリーダーによる泡沫自転車ブログ。

3年半たっても何も変わらなかった。むしろ悪化してる。

2020年7月25日に行われるはずだった東京オリンピックの男子自転車ロードレース。

それを道志みち沿いで観戦するグループライドを企画したのが2017年の12月。そこから3年半が経った。

この募集記事を書いた時は、さすがにオリンピックをやる頃には実走する時間くらい持てるようになってるだろうと思ってたけど、まさか当時から全く状況が変わらず、それどころかローラーさえもできなくなってるとは思いもしなかった。

もはや道志みちへの行き方すら忘れてしまった俺の体は70kg台を超え、もともとウィークポイントだった持久力はゼロに等しくなり、今や健康診断で「軽度肥満」を言い渡される始末。

自分を取り巻くこの状況に対し怒りと不満が澱のように溜まっているが、誰が悪いわけでもない(強いて言えば日本社会か?)のでそれらをぶつける先がない。

今はただただ、自由に実走できるみんながうらやましい。

詰んだ(9ヶ月ぶり3度目)

さよならZwift、さよならZwiftユーザーたち。

Zwiftを卒業した。
卒業したと言っても自ら進んで辞めたわけではない。できることなら続けたかった。

以前、騒音トラブルを恐れてローラーの使用を諦めた。

でもそんな簡単に諦めきれないわけですよ。で、上記の投稿をした後、平日の昼間なら大丈夫だろうと考えて、仕事の昼休み限定で再開した。

しかし先週、下の階の住人からクレーム(通算6度目)が…。どうやら在宅ワークしているらしい。
(ローラーについてのクレームは初めて。過去5回のクレームは全て子供の出す音に対して)

もう年貢の納め時だと思う。

これまでにも何度か強制退去をチラつかせられている(実際、過去に退去させた実績があるらしい)。マンションの管理人や不動産屋に助けを求めても、まともに取り合ってもらえない。住人同士で話し合って解決してほしい、の一点張り。それがうまくいかないから助けを求めているんだが…。

いずれ引っ越すつもりだけど、今じゃない。子供の通っている保育園はとても満足しているし、保活を一からやり直す余裕がない。やり直したとしても、今の保育園と同じくらい満足できる保育園に巡り会えるとも限らない。引っ越すなら子供が小学校に入学するタイミングだ。戸建てを購入したいと思っている。今退去させられるわけにはいかない。

なので、消去法的理由でZwiftを卒業することにした。先ほどZwiftの課金を解除した。スマートローラーも段ボールに梱包し、押し入れにしまった。次に開封するのはおそらく戸建てを購入した時だろう。つまり、あと数年はローラーに乗れない。

実走する時間のない俺にはローラーが最後の生命線だった。「自分はローディーである」という自己認識をローラーがかろうじて繋ぎ止めていてくれた。そのローラーがもうできない。
the end.
詰んだ。前回も詰んだと思ったけど、今回はガチで詰んだ。

よく「時間が解決してくれる」とか「子供が小学校に上がったら乗れるようになる」と言ってくれる人がいる。そうやって声をかけてくれることは嬉しいし、感謝している。

でも、我が家の状況を考えると、多分それは当てはまらない。まだ当分実走できそうにない。頭の中で何度もシミュレーションをしているけど、娘が小学校に入ってもおそらく乗れないだろう。今37歳だけど30代のうちは無理じゃないかな。42か43くらいにならないと実走は無理な気がする。

いろいろな感情が渦巻いている。苦しい。

ダークサイドに堕ちて早4年。でも諦めきれない。

最近ツイッターにネガティブなことばっかり書いてて自分でも嫌になるので、ブログにネガティブなこと吐き出して、これで終わりにしたいと思う。


ロードバイク にほとんど乗れなくなって早4年。

実走はほとんどできない。

じゃあローラー生活を充実させよう!と思っても、乗ったり乗れなかったり。乗れてもせいぜい1時間。

でもそれが唯一の心の支えだった。かろうじて「趣味:ロードバイク 」と言えた。

しかし、そのローラーもついにできなくなってしまった。

静音性が高いって話はどこいった?

先日、キッカースナップを買った。静音性が高いという口コミが購入の決め手。

でも、実際に使ってみるとけっこううるさい。負荷が150Wを超えたあたりから、唸るような重低音と振動が発生する。

ベランダで使用しているのだが、室内にいた妻からついに「やめた方がいいと思う」と言われた。

我が家は下の階の住人と騒音トラブルになっている。
緊急事態宣言のあいだ、娘の保育園が休園になり、しかたなく在宅で仕事をしながら自宅保育をしていたのだが、娘の走り回る足音や大声、泣き声が階下に伝わっていたらしく、3回ほど直接、2回ほど管理人を通じ間接的にクレームを入れられ、強制退去も仄めかされた。

それ以降、騒音や振動には敏感になっており、これ以上、階下の住人との関係を悪化させるのは得策ではないというのが夫婦の共通認識になっていた。

ワンチャン、ローラーの初期不良という可能性もあったので、代理店に返品して確認してもらったが、現実は残酷で「異常なし」とのこと。

そういうわけで、この日を境にローラーの使用を断念した。

ロードバイクを趣味にできる時点で選ばれた存在

この決定は頭では納得しているのだが、思っていた以上にローラーが精神安定のための最終防壁になっていたようで、心では納得できていない。

ふとした瞬間に、「ああ、もう乗れないんだな…」という思いが頭をよぎり、落ち込んでしまう。

そんな俺を見て、妻は「(ロードバイクという趣味そのものが)身の丈にあってないんじゃない?」と言う。

確かにロードバイクという趣味は、選ばれし者のみが許される趣味のように最近感じる。

高価な機材を買える経済力が必要だ。
それらを室内保管できる広さの家が必要だ。
室内でローラーをできる住環境が必要だ。
家事・育児を放り出して半日、あるいは丸一日走りに行ける時間や家族の理解が必要だ。

あげたらキリないが、とにかく越えなければいけないハードルが無数にある。

SNSのタイムラインを見ていると、みんな自由気ままにロードバイクに乗っているよに思えてくるが、彼らは上記のハードルの多く(あるいは全て)をクリアしてきた選ばれし存在なんだ。

そのことをすっかり忘れていた。

おそらくその影には、俺のようなハードルを越えられなかった者の骸が無数に転がってるはず。人知れず退場していったローディーは多いに違いない。SNSに書き込んでないので可視化されてないだけだろう。

そう考えると、妻の言う通りなのかもしれない。

好きすぎて打たれ弱くなってしまった

でも、「はい、そうですか」と潔く引き下がれるほど人間が出来てないのである。

好きだけに、好きだからこそ、ウジウジと悩んでしまう。

ロードバイクが好きすぎて、乗りたくて、それに反してどんどんできることが少なくなっていって辛い。ストレスがめちゃくちゃ溜まる。

そういった感情が言動に出てしまう。

落ち込むと子供の相手が雑になる。妻への接し方もぞんざいになる。やらなければいけない家事や子供の世話も身が入らなくなる。返事もまともにしなくなる。ボーっとする時間が増える。

妻は最初は同情してくれているけど、しだいにしびれを切らし、イライラしてくる。そうしてロードバイクという趣味に対する心象が悪化していく。

この状況を自分で勝手に「ダークサイドに堕ちた」と呼んでいるのだけれど、4年間、俺はシスの暗黒卿をやっているわけだ。

ツイッターにもそんなことを書いてる。側から見て負のオーラを出しまくってると思う。

ダークサイドに堕ちて、家族にはとても申し訳なく思ってる。悪いのは気持ちを切り替えられない俺なんだ。

でも切り替えられない。

昔はこんなんじゃなかった。

落ち込んでもそれは一瞬で、すぐに頭を切り替えられたし、むしろその切り替えの速さが自分の長所だと思っていた。周りに迷惑かけるようなこともなかった(と思う)。

でもロードバイクは好きすぎて、やりたくて、だからやれると思ってたのにやれなくなると相当メンタルに来る。

好きすぎるが故に打たれ弱くなってしまった。

zwiftで熱中症になりかけた話とか

ネタがないので、最近のズイフト関連の雑感を書きたいと思います。

ベランダローラー族に夏は過酷

真冬の早朝も辛いけど、真夏の日中も辛い。

仕事の昼休みにベランダでズイフトをやっていたら熱中症になりかけました。

気温は33度くらい。左半身は影に入ってるけど、右半身には直射日光が当たってる。そんな環境。

珍しくレースにエントリーし、ヒィヒィ言ってたら頭が痛くなってきて、次第に吐き気が。

負荷は高めだったけど、追い込みすぎて気持ち悪くなったわけではなさそう。

あ、これはまずいなと思い、すぐバイクから降りてシャワーを浴びに。

風呂場から出た頃には治ってましたが、あれはおそらく熱中症のなりかけですね。

暑すぎてまともにズイフトできないです。

ズイフトと俺の自由時間が合わなすぎる

ズイフト始めてしばらく経ちますが、レースで完走できたのはたぶん1〜2回しかありません。

暑すぎてDNFすることもあるんですが、一番は俺の自由時間とズイフトのレース開始時間や距離が合わないのが原因ですね。

自由時間が不規則かつ細切れなので、レース開始に合わせてローラーやるのが難しいし、レースに参加したとしても完走するまでに自由時間が終わってしまう…。

15分くらいで終わるレースが1時間に5〜6回開催されてたら完走できるんだけどなぁ。

Bluetooth & ANT+対応の心拍センサーPosma Alatech-cs012を買ったら…

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1年くらい前にPosma Alatech-cs012という中国製心拍センサーを買いました。

この商品を買ったのはzwiftのためです。

当時(といっても今もですが)、iPhoneでズイフトをやっていたので、Bluetooth対応の心拍センサーが必要でした。

ですが同時に、サイコンのガーミンエッジ510でもデータを取りたい。

そこでBluetoothとANT+の両方に対応しているこの心拍センサーを買ったのでした。


ですが先日、心拍を計測できなくなってしまいました。

電池切れかと思って、本体裏面の蓋と電池を外したところ…

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このように電極は錆び、基盤の一部が焼け焦げたようになっていました。

原因はおそらく蓋だと思います。

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上の写真の手前側。蓋の縁が欠けてしまっています。

わかりにくいですが、ちょうどその反対側の縁も同じように欠けてしまっています。

そのせいで隙間ができてしまい、そこから汗が入り、電極の錆びと基盤のショートを引き起こしたのでしょう。

なぜ蓋の縁が欠けたのか、その理由はよくわかりません。

ただ、電池交換は買って3ヶ月たった頃に一度したっきり。それ以外で蓋の開け閉めはしていません。

ほとんど触りもしなかった部分が欠けてしまうとは…。

経年劣化にしてはちょっと早すぎる気がします。