ロードバイクの「ロ」

家庭との両立にもがく貧脚ローディー。クラブ・ロードロのリーダーによる泡沫自転車ブログ。

カーボンフレームに入ってしまったクラックの深刻さを見分ける方法

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悲しいことに愛車のトップチューブにクラックが入ってしまったわけですが、カーボンフレームに入ったクラックって、イマイチ深刻さがわからないですよね。

見た目は小さなヒビだったとしても意外と深刻なダメージを受けてたりするし、かと思えば実は塗装面がヒビ割れしてるだけで、乗り続けても問題なかったりすることもあるようです。

クラックの深刻さによって、その後の対応や出費が大きく変わるので、素人でも見分けられる方法があれば知りたい人は多いと思います。

というわけで、カーボンフレームに入ってしまったクラックが、そのまま乗り続けていいレベルなのか、それとも修理した方がいいのか素人でも判別できる方法を調べてみました。

▼前回の記事

▼カーボンフレームにクラックが入った経緯

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自転車屋の考える判断基準

まずは自転車整備のプロである自転車屋さんは、どういう判断基準を持ってるのか調べてみました。

神奈川県の一部で有名な(?)サガミサイクルセンターでは、以下のような基準で判断しているようです。

下記のような症状があれば、カーボンが割れている可能性大ですので修理をお勧めします。

・ヒビの部分が触ってわかるくらいの段差がある

・指でなぞると棘のようなものがひっかかる

・ヒビの部分を強く押すとミシミシ鳴る

・ヒビが少しずつ広がってきた

「フレームのクラック(素朴な疑問20)」より

この判断基準をもとに俺のフレームに入ったクラックを調べてみると…

・指で触ってわかるくらいの段差
→ある

・棘のようものがひっかかる
→ひっかからない

・押すとミシミシ鳴る
→鳴らない

・ヒビが広がってきた
→広がってない

という感じで該当するのは1/4です。

定番のコインチェック法

有名な方法に「コインチェック法」というのがあります。

カーボンフレームはクラックが入ると叩いたときの音が変わるので、コイン(10円でも100円でもなんでも可)で軽く叩き、その音を頼りにクラックの範囲を調べる方法です。

ただ塗装面にヒビが入ってるだけであれは音は変わりませんが、カーボン積層に入った本物のクラックであれば、周りと比べたときに音に違いが現れます。

具体的なやり方はYouTubeとか探せば出てくるので、詳しく知りたい方はそちらをどうぞ。

試しに自分のフレームでやってみたら、クラックの部分は当然の如く音に違いがありました。

いちばん手っ取り早い調べ方

チームメイトからは、「押して凹んだらクラックが本当に入ってる」と教えてもらいました。

超手っ取り早いですね。

自分のフレームで試してみると…うーん、凹んでるような凹んでないような…よくわかりませんでした。

俺のフレームはガチのクラックなのか?

結局のところ、俺のエラクルエアに入ってしまったクラックは塗装面が剥がれただけなのか、それともカーボン積層にまでクラックが入ってるのか?もし後者ならその深刻さはどの程度なのか?

当初は願望もあって「塗装面の剥離じゃね?いや、きっとそうだ」と思っていたのですが、上で挙げたような基準に照らし合わせると、ガチのクラックっぽい。というか、今写真を見返すと、これ明らかにガチだろ。…認めたくないけど。

という結論になりました。

実際、落車の翌日に行きつけのショップに持ち込んで店員さんにみてもらったら、「けっこうひどいね」「カーボン層の最下層が見えちゃってるね」とのこと。

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マジかあああああああああああ!!!!!

落車ネタ、まだまだ続くよ!
(まだだ、まだ終わらんよ!)