cinelli(チネリ)のvery best of(ベリーベストオブ)なるフレームについて
カーボンフレームであるエラクルエアのトップチューブにクラックが入ってしまいました。
前回記事に書いた通り、ひとまずプロの判断を仰ごうと思って行きつけのショップに相談しに行ったら、重症であると診断され、現実を直視せざるを得なくなりました。
▼前回の記事
ところが話はこれで終わらず…
全く別のフレームを提案される
もともとショップに行ったのは、フレーム補修のためのパーツのバラシ→カーボンドライジャパン(CDJ)にフレーム発送と受領→バイク組み立て、という一連の作業をお願いできないか相談するためでした(俺には時間も作業スペースも工具も技術も知識もないので)。
そのお願い自体は問題なく受けてもらえることがわかりましたが、しかし別案として、cinelli(チネリ)のvery best of(ベリーベストオブ)という名のフレームにコンポ類を載せ替えるというアイデアを提案されました。
ベリー ベスト オブ | 製品情報 | 株式会社ポディウムより
これがvery best ofです。
クラックの入ってしまったCARERRAと同じイタリアンブランドだから俺が好きそう、そして、現品限りのセール中だから、というのが提案された理由のようです。
お金をどう工面するかというのはいったん保留するとして、さてどうしたものか…。このフレームにまったく魅力がないわけではないので迷ってしまいます。
というわけで、頭の整理も兼ねて記事にします。
very best ofのいい点
まずは今の自分にとってこのフレームが魅力的に映る理由を挙げてみます。
デザインがカッコいい
なによりもまず見た目が自分好みです。フレームの形や黒地に金というカラーリング。実物は写真で見るよりもはるかにカッコよかった。
ハイエンドモデルなのにエラクルエアを買い替えるより安い
このフレームはcinelliのフラッグシップモデルらしいのですが、セール品のため格安でした。
さすがCDJに補修してもらうよりは高いですが、でもミドルグレードのフレームであるエラクルエアを買い直すよりは安くすみます。
very best ofの悪い点
次に、悪いというか、ひっかかりを感じるポイントをいくつか挙げてみます。
インプレが少なく、信憑性に欠ける
マイナーなフレームなのかレビューが少なく、わずかにあるレビューもほとんどショップや自転車メディアのインプレのみ。
なかには正反対のコメントをしている人もいたりして、いまいち信用できません。
エアロフレームじゃない
エアロフレームにディープリムっていう組み合わせが一番好きです。見た目的に。
ただ、1分1秒を追い求めるシリアスライダーでもないので、そこまでフレームにこだわらなくてもいい気がします。
でも一方で、自分程度の脚力でも高速巡航時にスピードを維持しやすいのをエラクルエアで体感しているので、やっぱりエアロフレームがいいなとも思ったり。
ディスクブレーキじゃない
今回勧められたフレームはリムブレーキモデルです。
でも自転車業界のトレンドを考えると、ディスクブレーキですよね。
このあと何回フレームを買い換える機会があるのかわかりませんけど、今回が最後の機会になることは十分ありえるわけで、それを考えるとディスクブレーキにしておいたほうがいいのかなという気もしています。
ただ、ディスクブレーキってメンテナンス難しそうだし(印象です。調べてません)、今持ってるホイールとかパーツ類が使えなくなるんですよね…。
ネット通販だともっと安い
カラーリングが違うモデルですが、サイクリングエクスプレスだとショップで買うよりもさらに安く変えるんですよね。
エラクルエアに乗り足りない
何よりも、まだエラクルエアに全然乗ってないんですよね。
トータル2500kmくらいかな。しかも3年半で。
なので、まだまだ乗り足りないです。
検討時間が足りない
あと、この件をしっかり検討できていません。
very best ofは取り置きしてもらっているんですが、10日間しか待てないと言われています。この記事を書いてる時点で残り3日です。
仕事と家庭で時間を奪われ、落ち着いて考える時間を確保するのが難しく、納得行くまで“可能性“を検証できてないのが嫌です。
というわけで、数だけでいうと「引っかかる点」のほうが多いです。
でもこういうのって数だけでは測れないでよね。趣味なんで。
もう少し悩んでみようと思います。
(金銭の工面どうすっかな…)