ロードバイクの「ロ」

家庭との両立にもがく貧脚ローディー。クラブ・ロードロのリーダーによる泡沫自転車ブログ。

試乗は近くのショップでしたほうがいいと思う4つの理由

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ポディウムの新車展示会が「試乗会」初体験だったので、そこで学んだことを書きます。

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結論から先に書くと、「試乗は近場のショップでやらせてもらったほうがいい」っていうのが、今回のイベントを体験して学んだことかな。

今回、タイムとカレラのロードバイクに試乗して乗り比べてみたんですが、結局よくわかりませんでした。
唯一わかったのは、今俺が乗ってるやつより剛性がある、ということくらいかな。
インプレを期待していた良い子のみんな、鈍感ですまん!

でもね、俺の鈍さ以外にも理由がちゃんとあるんですよ。4つほど。


【その1】服装がいつもと違う。

会場が都内なので、今回のイベントには電車で行きました(交通量と信号が多いから自走で行くのがめんどくさいので)。そのため、服装は普段着です。しかも、下は生地が薄めのハーフパンツ。

ところが、困ったことに試乗スペースの路面が汚ったねーのなんの。凸凹だらけなわけ。
そのため、ケツが痛い痛い。レーパンと違って路面の振動が減衰されず骨盤にダイレクトに伝わるので、まともにサドルに座ってられず、常に半ダンシング状態。

こんなんじゃ、まともなインプレできないよ。


【その2】フレームサイズが自分に合っていない。

おそらく主催者側の都合や会場のスペースの問題もあって、今回、すべてのバイクにすべてのサイズが用意されていたわけではありませんでした。

なので、当然、自分の体格に合うサイズのバイクに乗れないこともあるわけです。というか、合わないサイズに乗ることのほうが多かったよ、実際は。
ハンドルまで遠いとか、サドルを一番下まで下げてるのにペダルに足が届かないとか(屈辱ww)。

だから、いざ試乗してみてもまともなフォームで走れないことが多くて、フィーリングや性能を確かめる余裕なんて全然ないのよ。
順番待ちしてる人がいるから、迷惑かけないようにとりあえずペダルを回してます、みたいな感じが多かった。


【その3】ホイールのグレードが良すぎる。

それぞれのバイクにセットされてるホイールが揃いも揃っていいヤツばっかりなんだよね。

少なくとも俺が乗ったのにはどれもディープリムのカーボンチューブラーが装着してあって、普段使ってるアルミクリンチャーとはだいぶスペックが違うわけ。

しかも、こちとらカーボンのホイールなんて初めて使うわけよ。だから、この乗り味がフレームによるものなのか、それともホイールによるものなのか、まったくわからん。


【その4】走行距離が短すぎる。

今回の試乗スペースはホテルの駐車場の一画で、上から見るとUの字の形をしていて、ぐるっと1周しても200メールあるかないかくらい。
これじゃあ短すぎるし、たいしたスピードも出せないので、たいした感想が出てこないっすわ。


脱童貞した男が急に女性を語るが如く

とまあ、そういうわけでインプレしたくてもできなかったわけなんですよ。

で、今回が初めての試乗会だったので断言できませんが、本気で試乗するなら近場のショップでするべきなんじゃないかと思うわけです。

というのも、上であげた4つの理由って、自走が困難な都内で行われ、来場者に対して用意してある自転車の数も少なく、限られた敷地内を走るから起きている。
つまり、普段走っている状況とはかけ離れた条件で試乗していることが原因なんですよ。

だとしたら、家の近くにあるショップで試乗したほうがよくありませんか?
自走で行けるからレーパン履いていけるし、大々的なイベントではないから人も少ないだろうし、自分のバイクとも比較しやすいし、公道をそれなりの距離、それなりのスピードで走れるじゃないですか。

童貞を捨てた人が急に「女性ってのはさ…」って語るみたいで恐縮ですけど、試乗会童貞を捨てた俺に言わせれば、「試乗するなら近くのショップにしよう」というのが、今回の主張ですよっと。

それでは!