ロードバイクの「ロ」

家庭との両立にもがく貧脚ローディー。クラブ・ロードロのリーダーによる泡沫自転車ブログ。

俺は今、調光グラスの素晴らしさに手が震えている...

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海外通販サイトを見てたら、ジョウブレーカーの調光グラス版が半額になってたので思わずポチってしまったんだけど、使ってみたらとても素晴らしいアイテムだったので衝動買いしたのをまったく後悔していないというのが今回の話です。


ケースから取り出したばかりなのでクリアレンズになっていますが、当然、明るい場所ではスモークレンズへと変わります。


アイウェアが壊れた!

現在使っているアイウェアのフレームが割れてしまい、使い物にならなくなってしまいました。
手頃な値段の割に十分な性能を誇っており、過去にはこんな記事も書いたほど気に入ってたんです。

壊れた原因は、昨年の合宿帰りに起きた落車によってフレームに入ってしまったヒビです。
瞬間接着剤で補強して使っていたのですが、装着〜脱着を繰り返すたびにヒビが広がっていき、ついには修復不可能なレベルにまで達してしまいました。

というわけで、新たにアイウェアを購入する必要に迫られたわけです。


次なるアイウェアに求める条件は?

新たなアイウェアといっても、何でもいいわけではありません。自分のライドスタイルに合ったものを選ばなければ意味がない。
間違ったものを買っても、使うたびにストレスが溜まるだけです。

そこで、自分のライドスタイルを振り返ってみました。

1.ロングライドが多い。

以前は週末しか実走できないことが多く、走り溜めるために1回のライドで150〜200kmくらい走ることが当たり前でした。
しかし、悲しいかな、今は仕事と育児で忙しく、平日どころか週末すら走れていません。そういう意味では、もはやロングライドがライドスタイルなんて口が裂けても言えない。

でも、言っちゃう。
むしろ言っちゃう。

今はできていなくても、このブログのサブタイトルにも書いてあるように、心は常に「ロングライド派」。
朝暗いうちから走り始め、日没後に帰宅し、家族の冷ややかな視線を感じながら泥のように眠る。これぞ至福の時間です。
いつかは以前のように「苦しい苦しい」と言いながら、週末にロングライドすることを夢見ています。


2.朝5〜6時くらいから走り始める。

おじいちゃんのように朝が早いのも俺のライドスタイルの特徴です。と言っても、ロングライドをする人にとっては一般的な時間帯だとは思います。
早ければ4時半、遅くとも6時には家を出ます。

朝早い理由は、少しでも明るい時間帯に帰宅するためです。
上に書いたように、以前は丸一日走ることが多かったので、真っ暗になる前に帰宅できるよう早起きして走りに行っていたのです。

ロングライドができなくなった今でも、走れるときは朝早く走り始めるようにしています。
それは1日を有効に使うため。早起きすればするほど、その日1日で使える時間が増えるからです。当たり前ですよね。
また、走れるときはたいてい午前縛りが多いので、必然的に早起きせざるを得ない、という理由もあります。


死なないためのクリアレンズ

ロングライドや朝早くに走り始めるスタイルだと、夜道を走る機会が多いです。

たとえばグループライドで180kmも走ると、休憩や食事、後続グループを待ったりしているうちに、気がついたら夕暮れ時で、家に着く頃には完全に夜!みたいなことが多々あります。

また、朝早い人は、冬場だと日の出前に走り始めることなんてザラでしょう。
4時とか朝じゃないですよね。むしろ夜。夜28時といった方が正しい。

すると、当然ですが、日中使っているような快晴用の黒いレンズでは十分な視界が確保できません。危険です。死にます。
つまり、上のようなライドスタイルを取ってると、必然的に夜道用のクリアレンズが必要になるわけです。


Binato-Xにあった唯一の不満とは?

2014年8月、死にたくないので上述のBinato-Xを購入しました。
このアイウェアはレンズを取り替えられる仕様になっており、しかもレンズが3種類(黒、クリア、そしてその中間のオレンジ)が付属しています。
日中は黒やオレンジを使い、日が暮れたらクリアを使う、ということが可能なんです。

でもね、この素晴らしいアイウェアにも1つだけ欠点があるんですよ。

俺は当初、ちゃんと3種類使い分けていました。でもこれがとてもめんどくさい。
そのときそのときに最適なレンズに交換しようとすると、どうしてもいったん道端に止まり、バックポケットに手を突っ込んでゴソゴソとレンズを探して交換する、という作業をしなければなりません。仲間にいちいち止まってもらうのも申し訳ないので信号待ちの時に替えようとするんですが、モタモタしてると信号が青にってしまい、後ろで待ってるメンバーの視線が痛くて結局レンズを交換できないまま走り出す、なんてことがしょっちゅうあります。
結果、3種類も持って走るのがめんどくさくなって、いつしか黒とクリアしか使用しなくなりました。日中は、晴れだろうが曇りだろうが雨だろうが天気に関係なく黒を使い、日が暮れたらクリアに付け替える。そんな感じです。


調光グラスという選択

この経験から、ライド中のレンズ交換はめんどくさい、という結論に至りました。
でも、明るさに応じてレンズを使い分けたい!

じゃあ、どうする?

というわけで調光グラスの出番です。
調光グラスが何なのかわからない人もいると思うので説明すると…

調光レンズは、紫外線量によってレンズ濃度が変わるレンズです。日差しの強い屋外ではサングラスのように濃い色のレンズとなり、眩しさを低減してくれます。一方で、室内など紫外線の届かない空間においては、通常のメガネ同様のクリアなレンズとなり、明るい視界を確保してくれます。

調光レンズ|レンズ|眼鏡市場(メガネ・めがね)

ね? すごいでしょ?
俺のニーズをパーフェクトに叶えてくれる。買わない理由はない!


今さらだけどジョウブレーカーのインプレするよ!

というわけで、次なるアイウェアを求めて様々な通販サイトを物色していたところ、オークリーの人気モデル、ジョウブレーカーの調光グラス版が半額セールをしていたので、思わず買ってしまいました。

で、先日のグループライドでさっそく使ってみました。
感想は…

視界が常に最適な明るさに調節されるので快適すぎる!

紫外線量に応じてレンズの透明度が変化するという調光グラス最大の特徴はロードバイク乗りのために存在していると言っても過言ではない。そう言い切ってしまえるくらいこの機能はすごく、そして、使った人にしかその凄さはわからないでしょう。とにかく感動体験。

交換用レンズを持って走る必要ないし、交換のためにいちいち止まる必要もないから快適すぎる!

ストレスフリー。調光グラスを使うことで得られる恩恵はこれかもしれません。今まで俺が感じてきたストレス。それは荷物の多さであったり、ノンストップで走れないことであったりしましたが、調光グラスにすることでそれらが軽減されました。体が軽くなった気分です。

視界が広く取れて快適すぎる!

これは調光グラスとは関係ないのですが、独特のレンズ形状によりジョウブレーカーをかけたときの視界の広さは他のそれとは格段に違います。

アームがしっかりホールドしてくれるからまったくずれなくて快適すぎる!

これもジョウブレーカーならではですが、アームの長さを変更できます。そのため自分の頭に最適なホールドができるんです。



要するに、この記事で言いたいことは、ジョウブレーカー買って良かった!!ってこと。
それだけのために、こんなに長々と書いてしまった。

あなたもぜひ、使ってみてください。
俺の言いたいことがわかるはず。


最後に

なんでロードバイク界隈では「アイウェア」って呼ぶんですかね?
「サングラス」じゃダメなの?