だから、体力や脚質というのは明らかに能力なわけだ。
だけど、ケツはケツなわけよ。
AさんのケツはBさんのケツよりいいとか言ったらただの変態でしょ。まあ、AさんBさんが女の子ならただのスケベで済むんだけども。
でもね、俺はケツも能力として扱ってもいいんじゃないかなと思うわけです。
だって世の中には体力や脚力よりも先に、ロードバイクの硬いサドルにケツが悲鳴を上げるタイプの人たちがいるんだもん。
この間の佐渡ロングライドに俺と一緒に参加した友人はまさにそのタイプでさ、彼が言ってたのよ。「80kmを超えたあたりからケツが痛くて辛かった」って。
体力的な限界が来るよりも先にケツの限界が来てしまったんだね。
ケツが痛いと集中できないし、よけいに体力も消耗するのはかんたんに想像できると思うのね。
だとしたら、ケツが痛くなりやすい人はなりにくい人よりも、不利になる可能性があるじゃん。だから、ケツの痛くなりやすさで勝負が決まることもあると思うんだよね。
これってつまり、ケツも能力の1つ、というか武器になるということじゃない?