ロードバイクの「ロ」

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初めてのディープリム。レイノルズのエアロ58で1000km走ったから感想を書いてみる。

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仕事のストレスと「やっぱエアロフレームにはディープリムだろ!」という天からの声、それにちょっとばかしのアルコールの力を加え、勢いで買ってしまったレイノルズのAERO 58ですが、先日ちょうど累計走行距離が1000kmを超えたので、ここいらで備忘録も兼ねてレビューしておこうと思います(いまだにインプレとレビューの違いがわからない)。

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ちなみに俺のホイール遍歴は、GIANTの鉄下駄→レーシングクアトロ(借り物)→レーシングゼロ(CULT仕様)→AERO 58という感じなので、今回のインプレは主にレーゼロとの比較になります。あと、スペック的なことは各通販サイトや公式サイトに記載されているので、今回は触れません。気になる人は自分で調べてください。

それから、例のごとく俺のレビューはかなりあてにならない。というか、鈍感な上にボキャブラリーが貧弱なので大したこと書けないけど、参考にしてもらえたら望外の喜びです。


第1印象は...重い。

最初の印象は、漕ぎ出しが重いということでした。重量的なことを言えば、レーゼロとほとんどかわりません。にもかかわらず、レーゼロよりも明らかに漕ぎ出しが重く、ゼロ発進のときにけっこう力が必要です。同じ速度に達するまでに要する時間がレーゼロよりも明らかに長く、なかなか加速していかない印象があります。
信号の多い道やクリテリウムなどの加減速が多いレースでは不利でしょう。


評価が180°変わる高速域

ところが速度が上がるにつれて、その評価がガラリと変わります。
具体的には35km/h前後。このあたりの速度域になると急にペダリングが楽になり、あまり力を入れずとも速度を維持できるようになります。まさにスピードに“乗る”という感覚。平坦に見えるけど、実は微妙な下り坂を走っているんじゃないか?と疑ってしまうほどラクに高速域を走れます。
やはり噂通り、ディープリムは高速域を“維持しやすい”ホイールなのだと実感しました。


さすがにCULTには見劣りするハブ

ネットで調べたところ、レイノルズのハブは悪いといった評判はとくに見当たりませんでした。でもCULTと比べるとやはり劣りますね。
平地でも明らかにCULTのほうが回る印象がありますが、それが顕著になるのが下り坂です。
レーゼロを使っていたときはペダルを回さずともグングン加速していくのが当たり前でした。グループライドでは前を走る仲間との距離がすごい勢いで縮まっていくので、常にブレーキを引いていないとぶつかってしまうほど。
ところが、エアロ58に変えてからはそういった状況になったことがほとんどありません。むしろ、ブレーキしてたらあっという間に中切れ状態になってしまいます。
ホイールを変えたことで、CULTの凄さを改めて見せつけられました。

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ブレーキ性能は期待するだけムダ

明らかにアルミリムよりもブレーキの効きが弱いです。制動距離が長く、アルミリム時の感覚でブレーキングすると間に合いません。そのせいで、何度か怖い思いをしています。
とくに先日の大涌谷ライドの帰りに通った箱根の旧道...あれは恐ろしかった。七曲がりのヘアピンは徐行してるのに曲がりきれず、何度かセンターラインを超えてしまいました。もうぜったいにこのホイールであの道を下りたくないです。
まだ雨の中は走ったことありませんが、この様子だと雨ではもっとひどいことになりそうなので、事前に天気が悪くなることが予想できる日は素直にレーゼロで走ったほうが良さそうです。


恐怖心を煽る音鳴り

これはブレーキシューのセッティングが悪いせいかもしれませんが、ブレーキング時の音鳴りがひどいです。前輪、後輪ともに耳をつんざくようなキィィィィーーー!!という音がします。とくに長いダウンヒルをしているときに顕著で、リムが熱を持ち始めると鳴り出すようです。
この音を聞くと、ただでさえブレーキ性能が低くて怖いダウンヒルがますます怖くなります。


路面とタイヤの間にクッションを一枚挟んでいるような乗り心地

剛性は明らかにレーゼロのほうが高いです。リムハイトが高いほうが剛性が高くなると思っていましたが、必ずしもそうではないみたいですね。
そのせいか路面からの衝撃がマイルド。まるで一枚クッションを挟んでるような感覚で、レーゼロに比べてお尻への突き上げが軽いです。
この剛性が走りにどういう影響を与えているのかはよくわかりませんが、レーゼロよりはロングライドに向いているのかもしれません。


実物はおもちゃのような見た目

実際に見てみると、なんとなくおもちゃっぽいというか、チープ感があるというか...。ボーラなんかは高級感があって、あきらかに良いホイールだとわかるんですけど、このエアロ58はボーラに比べると高級感・高性能感に欠けるデザインをしています。
所有欲を満たしてくれるような外見ではない、というのが俺が感じた印象です。


レーゼロに気軽には交換できない

ちょっと残念なのが、ほかのホイールに気軽に交換できないことですね。
カーボンホイールなのでカーボン用のブレーキシューを使わなければなりません。そのため、アルミホイールに交換するにはシューも一緒に交換する必要があります。
また、リム幅が26.2ミリというワイドリムなので、他のホイールと明らかにブレーキのクリアランスが違います。アジャスターやクイックリリースレバーの調整では吸収できないので、ホイール交換のたびにワイヤーのテンションを変える必要があります。
これがすごくめんどくさい。本当はヒルクライムが主体のライドではレーゼロで、それ以外はエアロ58と使い分けたいのですが、めんどくさくてしていません。



というわけでまとめると、見た目やブレーキ性能にはちょっと不満な点がありますが、乗り心地や高速域での性能などは満足しています。
これが今のこのホイールに対する嘘偽らざる印象です。

ちなみに、このホイールは定価の約半額で買いました。正直、定価でこの性能だったら物足りなさを感じますが、定価の半額であれば買ってよかった部類に入ると思います。
なので、定価では買うな、セールしていたら購入を検討しても良いかも。

それでは!