ロードバイクの「ロ」

家庭との両立にもがく貧脚ローディー。クラブ・ロードロのリーダーによる泡沫自転車ブログ。

電動コンポの最大の利点は「ストレスフリー」にあるのかもしれない、と久々にヤビツを登って気がついた。

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12月15日、予定していたグループライドが悪天候のため中止となってしまい悶々としていたのですが、10時過ぎには雨がやんだので急遽ヤビツに行くことにしました。
ロードロのメンバーにも呼びかけてみたところ、軍曹とイネキンタナ氏も行くと言ってくれたので、3人で行くことに。

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名古木のセブンイレブンで話し込む2人。


この日はなぜか足に力が入りにくい感じがしたので、ヤビツのタイムアタックはあきらめて、アウター縛りで登ってみることにしました。

「登れない詐欺」の現行犯

イネキンタナさん、俺、軍曹の順で登り始め、コンビニを過ぎたあたりで不調のイネキンタナさんをパスし、蓑毛のバス停あたりで軍曹に追い抜かれました。
そこから先は一人旅。17km/hくらいのペース維持を目標に走りましたが、全然ダメで、結果は44分オーバー。

軍曹は菜の花台あたりからペースを緩めて登ったらしいのですが、それでも40分台。実力の差は歴然です。最近のグループライドでは、平坦だけでなく、山でも先頭を走っていたりするので、完全にオールラウンダーですね。どう見てもサガンです。本気を出したらヤビツ38分は間違いないでしょう。Sどーさんを脅かす存在になりつつあります。ロードロのクライマー勢もうかうかしてられませんよ!

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食べ物を欲しそうにずっとこちらを見ている野良猫。


で、ここからが今回の本題。
電動コンポを手に入れてから初めてのヒルクライムだったんですけど、あらためて「電動コンポにして良かった〜」と思いました。


苦しくてもギアチェンジがめんどくさくない。

そう思った理由は2つあって、1つはよく言われてるように、ギアチェンジするときにシフトレバーをグッと押し込む必要がないからです。これによって、急勾配区間で苦しんでるときでも楽にギアを変えられるんですよ。まるでPCのマウスをクリックしたときのような操作感なので、本当に力がいりません。

きつ〜い坂を登ってる時って、脚以外に力を一切使いたくないって状態になるじゃないですか。すべての力をペダルを踏む力に注ぎたいっていう感じ。ギアチェンジするために指に力を入れることすらもったいない、みたいな。
そんなとき、電動コンポなら力を入れずにギアチェンジできるので感動的です。


登っていて逡巡することがなくなった。

で、もう1つの理由が、スパスパ確実にギアチェンジが決まるということです。

これまでずっとティアグラのディレーラーを使ってたんですけど、シフトワイヤーの伸びやディレーラーハンガーの微妙な歪みとかのせいで、ギアチェンジがうまく決まらなかったんですよ。チェーンがフロントディレーラーのガイドやスプロケに干渉してカラカラ音がしたり、1段しか変速してないはずなのに勝手に2〜3速分変速したり…。

こういう不調って平地だったら我慢できるんですけど、ヒルクライムだとけっこうストレス溜まりますよね。
登っていて軽いギアに変えたいって思ったときに、でも変な音するからちょっと我慢するか…とか、1段軽くしたいけどギア2枚分すっ飛ばされたら困るからやめておこうとか…逡巡してしまうんです。

で、これが本当にストレスだったんですよ。ところが、電動コンポにしたとたん、こんなストレスとはおさらば。もう本当にビックリしました。
“適切なギアを選択して登る”ってこういうことだったんですね!


ギアチェンジにまつわるストレスが激減。

つまり、電動コンポにしたおかげで、ギアチェンジにまつわるストレスがほぼゼロになったんです。
これこそが電動コンポにする最大の利点だったんだ!と、ヤビツを登りきったときに痛感しました。というか、それくらい買う前にわかっとけよ、俺。

そんなわけで、電動コンポはおすすめです。
デュラエースにしたいところですが、値段がアレなのでアルテグラでいいと思います。コスパ高いですよ!

それでは!

お知らせ

11/28にグループライドをします。自転車仲間が欲しい人やグルメライドしたい人はぜひご参加ください。