そろそろローラー台を飽きずに長時間回すコツについて語ろうか。
最近、「速くなったね」とか「痩せましたね」といった言葉をかけられることが多くなりました。
実際、自分でも実感しています。
なぜ、そう言われるようになったのか?
その理由は、ローラー台を購入したことに尽きると思います。速くなったのも痩せたのも、すべてローラー台によるトレーニングのおかげです。
仕事や家庭やらで実走する時間の取れない人の味方!
そんなローラー台ですが、「飽きる」「楽しくない」という声をよく聞きます。
実走と違い、どんなにペダルを回してもスピード感は出ないし、景色は変わらない、空気抵抗も感じられません。
そのせいか、みんなローラー台を回していても実走のときのような楽しさを感じられないんですね。
そこで、今回はローラー台を飽きずに長時間回すコツをご紹介します。
1時間以上、余裕で回せるよ。
1時間48分
1時間16分
2時間
2時間40分
2時間49分
1時間47分
さて質問です。これらは何の時間でしょう?
答えは、ここ2ヶ月間で俺が1時間以上ローラー台を回したときの時間です。
メインは平日出勤前のわずかな時間なので、30分以内のトレーニングがほとんど。1時間以上回せるのは週末のみですが、なんだかんだで時間がなかったりするので、1時間以上ローラー台に時間を費やせる日は限られています。
なので、サンプル数には目をつぶってください。
ドリンクの補給やタオル交換のために一時中断することはありましたが、いずれも基本的にはペダルを回し続けています。
また、3ヶ月以上前だったのでここには挙げていませんが、過去には3時間以上ローラーを回し続けたこともあります。
一般的に、ローラー台を回している時間が平均してどれくらいなのかは知りませんが、まわりの声を聞く限り、1時間以上回すというのは長いほうだと思います。
ローラーを回しながらローラーを回していることを忘れなさい。
で、長時間回すためのコツは何なのか?
ポイントは没入感です。
コツって言うほど大したものじゃないんですが、どれだけローラー台を回しているという意識を消せるか、これに尽きるんではないでしょうか。
「ローラーを回している」という意識があると、「これだけ漕いだのに、まだ5kmか…」とか、「つまらない!もうやめたい!」といった邪念が湧いてきて、続ける気力を奪っていきます。
だから、今自分がローラー台を回していることを忘れるのが重要なんです。
もちろん効率的なペダリングや無駄のないフォームを習得するためのトレーニングだったり、短時間で効率的なトレーニングを行うのであれば、目的意識をはっきりさせる必要があるでしょう。
でも、俺程度のレベルで行うトレーニングであれば、そこまでハイレベルなものは必要ないと思います。
何も考えず、ただただペダルを回しているだけで十分速くなれますから。実際、それでヤビツのタイムが縮んだし。
では、どうやって没入感を得るのか。その方法をこれから紹介しますね。
人間は視覚で生きている動物である。
まず1つ目は「視覚情報を奪う」です。
人は視覚情報に頼って生きている動物だといいます(ソース不明。でも調べればすぐ出てくると思う)。過去に『人は見た目が9割』という本がベストセラーにもなったので、知ってる人もいるかもしれませんね。
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これって逆に言うと、視覚を奪ってしまえば、それ以外は存在しないも同然だということだと思います。
そこで、動画を見ながらローラーを回しましょう。音楽は視覚を必要としないのでダメです。
視覚を動画に専念させることで、ローラー台を回していないと脳を錯覚させるんです。
爆音上等!
とはいえ、その割合は微々たるものかもしれませんが、俺たちは視覚以外の感覚器官にも頼って生きています。たとえば、聴覚とか。
そこて、動画はイヤホンを使って視聴しましょう。
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その際、できるだけ大きい音の方がいいんですけど、難聴になる可能性もあるので、あまりお勧めはできませんね。
いずれにせよ、周囲の雑音をできるだけシャットダウンすることで、より一層、動画に集中でき、ローラーを回していることを忘れられます。
滴り落ちる汗を見てるだけでも楽しい。
以上がメインとなるコツなんだけど、まあ、当たり前といえば当たり前すぎる内容ですね。肩透かしを食らった気分の人もいるんじゃない? そうですよね。
あと強いて言えば、滴り落ちる汗の数を数えるという方法もあるよ。これは夏場に威力を発揮するんじゃないかな。
俺は汗をかけばかくほど達成感を得られるタイプの人間なんで(キモいぃぃぃぃ!!)、滴ってくる汗大歓迎!ハンドルを伝って汗が床に落ちるのを見てるだけで楽しくなってきます。気づいたら無意識のうちに滴り落ちた回数を数えているくらいです。
これはマジでローラー台のことを忘れられますよ。
最後に
これらはあくまで俺個人の経験によるものなので、万人に受ける方法だとは思っていませんし、実践して上手くいかなかったとしても責任は取れません。
そのへんはよろしくね。
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それでは!