ロードバイクの「ロ」

家庭との両立にもがく貧脚ローディー。クラブ・ロードロのリーダーによる泡沫自転車ブログ。

コンタクトをしてるなら日焼け止めは目より上に塗るな

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およそ1年ぶりに行った先日のグループライド。

tyari.hatenablog.com

ロードロ本隊からちぎれ、全行程のおよそ8割くらいが一人旅となってしまった理由の一つとして、「右目のコンタクトレンズの調子が悪かったから」と言い訳がましく書きました。

走り終えてからだいぶ時間が経っている今だからこそ笑い話として紹介できますが、走っている最中は本当に辛くて、ずーっと「どこでDNFしよう」「どこで引き返そう」と考えていました。

でもおかげで、ロングライドするときに日焼け止めを塗る場所についていろいろと気づきがあったので、この経験も無駄ではなかったのだと思います。というわけで、今回はその気づきについて紹介します。

(もうすぐ8月が終わろうとしてるこのタイミングで公開しても遅いテーマのような気がするけどね…。)

裸眼は水中にいるのと同じ

俺はド近眼です。裸眼だと視力は0.1もなく、1m先の文字も読めません。ゴーグルをつけずにプールに潜り、水中で目を開けたときの視界が俺の見ている世界に近いでしょう。下手したらそれよりもぼやけているかもしれません。

そんな視力なので、実走するときはコンタクトレンズが手放せません。

よく、「コンタクトレンズをして走ると、レンズが乾燥する」という声を聞きます。しかし、誰よりも大きい顔のおかげか、それともBMI25の恵まれたボディのおかげか、幸いにもレンズが乾燥して困ったという経験は今のところ一度もしていません。

なので、実走するときは必ずコンタクトレンズをしています。

ほくろが増えすぎて、いずれ黒人になるかもしれない

夏は一年で最も好きな季節です。暑すぎて外に出るのも嫌なときはありますが、それと同時に、暑いどころか痛いくらいの日差しの中で「暑くて死にそう〜」と言いながらアイスを食うのも大好きです。

そんな暑いの大好きな俺ですが、困ったことにすぐ日焼けしてしまいます。しかも、焼けた後は肌全体が浅黒くなるのではなく、ホクロができて、それ以外の部分は死体のように白いままという特殊スキル持ちです。

大学卒業直後くらいまで、左腕に北斗七星と全く同じ配置でホクロが並んでいて、ふざけて「俺は北斗神拳継承者」とそれを見せびらかしていました。しかし、今では左腕に北斗七星はありません。

大学卒業以降に経験した日焼けによって左腕に無数のホクロが新たに生まれ、北斗七星が飲み込まれてしまったからです。

要はホクロができやすい体質ということです。おそらく、死ぬころにはホクロが増えまくり、白い肌が見えなくなって俺は黒人になっていると思います。

夏場のライドでは日焼け止めが欠かせない

ホクロは皮膚がんになることもあると聞くので、夏場は必ず日焼け止めを塗ることにしています。

塗る場所は腕、首、そして顔です。で、問題なのか顔のどこに塗るのかということです。

今回のライドで塗ったのは鼻と頬とアゴの周辺。要するに目から下の部位です。加えて、おでこにも念のため塗っておきました。

でも、これがよくなかった。

走り始めて30分で異変が…

最初に違和感に気づいたのは、家を出て30分くらいしたときでした。ちょうど中山の交差点に差し掛かった頃ですね。右目に違和感が出てきたんです。

「なんか右目がゴロゴロするような…」

そのときは気にせず、とりあえず集合場所に向かいました。

集合場所でしばらく雑談し、目的地に向かって出発してからも、しばらくは右目の違和感も消え、問題なく走れていました。

しかし、善波峠を登り始めた途端、違和感が再び現れ、それが次第に確実な痛みへと変わっていったんです。

7時間、目の痛みと格闘

コンタクトをしてる人ならわかると思うんですけど、目がゴロゴロしたり、痛かったりするとコンタクトが外れそうになるじゃないですか。

あ、もしかしたら逆かも。コンタクトが外れそうだから、痛みやゴロゴロ感があるのかも。

まあ、どっちでもいいんですが、とにかくそんな状態になってしまい、右目の視界がぼやけるようになってしまったんです。

痛いから走りに集中できない、よく見えないからスピードも出せない。

代えのコンタクトも持っていないので、右目のレンズが完全に外れてしまったら、もうアウトです。

痛みを堪えつつ、眼球を動かしたり、瞬きを何度も繰り返したりして、レンズが目から落ちてしまわないようにするのに
必死でした。

これを8時くらいから、15時くらい、つまり帰宅するまでずっと続けていたので、もうグッタリですよ。本当に辛かった…。

日焼け止めはレンズを曇らせる

なんでこんなことになったのかというと、理由は単純で、おでこに塗った日焼け止めが汗で流れ落ちて、目に入ったからです。

そのせいで目が痛くなり、コンタクトが外れやすくなったんだと思います(もしかしたら因果関係は逆かもしれませんが)。


上の写真は、グループライドから帰宅した直後に外したコンタクトレンズです。左は左目につけていたもの、右側は右目につけていたものです。

わかりにくいかもしれませんが、右のほうは少し白みがかって、くすんでいます。肉眼で見ると明らかです。

念のため、後日、日焼け止めを塗ってないときに装用していたコンタクトレンズの写真も撮りました。それが下の写真です。


上の写真の右のレンズと、下の写真の右のレンズを見比べて見てください。光の加減とかもあってわかりにくいんですが、違いがあります。

何が言いたいかというと、目に入った日焼け止めがコンタクトレンズを曇らせてしまったということ。

これだけだとはっきりしたことは言えませんが、これがコンタクトが外れやすくなった原因のような気がしています。

もう二度と目より上には塗らない!

というわけで、もう二度と目より上には日焼け止めを塗らないと、固く誓いました。

というか、目の周りはアイウェアでカバーされてるし、おでこも前髪やヘルメットで覆われているので、そもそも何でおでこなんかに日焼け止めを塗ったのか、自分でもよくわからないんですが。

とにかく、コンタクトレンズユーザーは日焼け止めを顔に塗るときは注意しましょう。