ロードバイクの「ロ」

家庭との両立にもがく貧脚ローディー。クラブ・ロードロのリーダーによる泡沫自転車ブログ。

ガーミン510Jの隠しフォルダが消せないときの対処法(Mac版)

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ガーミンエッジ510Jはすでに販売が終了してしまっていますが、未だ使っている人の多いサイコンだと思います。もちろん私も現役バリバリで使ってます。

しかし、ソフトウェアアップデートに伴うトラブルも多く、バージョンを最新化できなかったり、ログがアップロードできなかったり、日本語表示できなくなったりと、これまで数々のトラブルで悩まされてきました。

特に私の場合、「メモリ不足」によるソフトウェアの更新ができないことが多く、昨年公開されたver.6.20への更新も、この理由でずっとできませんでした。

「ん?メモリ不足?そんなのネットを調べれば対処法がいくらでも見つかるでしょ」

そう思いますよね。しかし、私の場合は、そうした対処法をいくら試しても解決しなかったんです。

しかし、今回ついに、この頑固なメモリ不足が解消したので、その方法をご紹介します。

Garmin Edge 500 on Mr. Control Light Mount ADP-3RC
Garmin Edge 500 on Mr. Control Light Mount ADP-3RC / Jun Seita

メモリ不足の一般的な解消法

メモリ不足により510Jのソフトウェアがアップデートできないときの対処法は、ガーミンの公式サイトに書いてあります。以下、抜粋です。

※容量不足で更新できない場合は、以下手順でファイルを削除してください。
 1.Edge510Jをパソコンへ接続し、Garmin Edge510 を開く
 2.Garminフォルダを開く
 3.ExtDataフォルダを開く
 4.ファイルを全て削除:006-D1053-60, 006-D1053-64, 006-D1053-69
 5.GarminExpressを起動
 6.ソフトウエア更新及び同期

Edge 510J | 販売終了 | 製品 | Garmin | Japan | Home

ただし、Macの場合、不可視フォルダがメモリ不足の原因になっていることもあるらしく、同ページにはその場合の対処法が以下のように書いてあります。

< mac PCをご利用の方へ >
不可視フォルダが容量を圧迫している事もあります。
以下手順より不可視フォルダ及びファイルを表示させ削除してください。
 1.「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ターミナル」> 以下を入力します。
 2.defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean true を入力しenterを押す
 3.killall Finder を入力しenterを押す
 4.「.fseventsd」フォルダと「.Trashes」フォルダを削除してください。

Edge 510J | 販売終了 | 製品 | Garmin | Japan | Home

基本的には1つめの方を試してみて、それでも解消しなかったら2つめの方を試してみるという感じです。

隠しフォルダをすべて消さないと解消しない

私のPCはMacなんですが、上記の対処法のうち1つめの方(Extra Dataフォルダ内のファイルを削除する方法)は問題なく実行できました。しかし、それでもメモリ不足は解消せず、アップデートはできませんでした。

そこで、不可視フォルダの削除もすることにしました。

しかし、上記手順の4番目でつまづきます。「.fseventsd」フォルダは問題なく削除できるのですが、「.Trashes」フォルダが何度やっても削除できないんです。

右クリックで、あるいはドラッグ&ドロップで「.Trashes」フォルダをゴミ箱へ移動させようとすると、「予期せぬエラー(エラーコード -50)」というメッセージが表示されて削除できないんです(エラーメッセージはうろ覚えなので、微妙に間違ってるかも)。

ためしに、「.fseventsd」フォルダだけを削除した状態でガーミンエクスプレスを立ち上げ、最新のソフトウェアをインストールしてみようとしましたが、やはりメモリ不足を理由にインストールできませんでした。

念のため「garmin エラコード50」などのキーワードで検索してみましたが、どういう状態を表すエラーメッセージなのかはよくわからず、結局そのまま放置していたのです。

半年以上経って見つけた対処法とは?

というわけで、ver.6.20の公開以降、インストールしてませんでした。ところが昨夜、いろいろ調べていじくっていたら、不可視フォルダを全て削除でき、インストールを完了できました。

その方法を書きます。先に言っておきますが、大した方法ではありません。というか、かなり前からネット上に存在していた対処法っぽいので、単に私の検索が足りなかっただけだと思います。でも、念のために書きますね。

まず、不可視フォルダを表示させるところまでは上記対処法と同じです。それ以降の手順は以下の通り。

1.アプリケーション>ユーティリティ>ターミナル を立ち上げる
2.以下のテキストをコピペで入力し、エンターキーを押す

cd /Volumes/GARMIN

3.以下のテキストをコピペで入力し、エンターキーを押す。

ls -la
rm -r .Trashes ._.Trashes

最後に「本当に実行するの?」みたいなことを聞かれるので、もう一度エンターキーを押してください。ここで押し忘れると、ガーミンを再度PCに繋いだ時に不可視フォルダが復活していて、インストールを完了できないことがあるっぽいですよ。

これですべての不可視フォルダが削除され、メモリ不足も解消されたはずです。されてなかったらごめんなさい、俺にはよくわからんのでメーカーに問い合わせた方がいいと思います。

困ったときは検索して調べよう

最後に自戒として書きますが、困ったときはとりあえずネットで検索してみよう。大抵のことはどこかの誰かがあなたよりも先に悩み、その対処法をネット上で公開してくれています。

なので、しっかり検索して調べるクセをつけておくと、俺みたいにダラダラと悩むこともないかもしれませんよ。