ロードバイクを盗まれたくない人、必見。最強の盗難対策はこれだ!
ツイッターを見てると、ほぼ毎日どこかでロードバイクが盗まれてる。
自分じゃなくてよかったと思う反面、同じロードバイク乗りとして被害者の気持ちが痛いほどわかるのでテンションが下がる。
とはいえ、なかには被害現場が商業施設の駐輪場や駅前だったりして、さもありなんという感じのものもある。そんなとこ置いてたら盗まれるぜ、と思わず言いたくなるシチュエーションがないといったら嘘になる。
Locked bicycle / barnimages.com
もちろん盗む奴が悪い。100%悪い。
でも、盗む奴に「盗むな」と言ってもしょうがないし(というか、言われてやめるような奴は盗まないだろうし)、言うタイミングもないだろう。
となると、俺たち乗り手が自己防衛するしかないんだよね、悲しいけど。
鍵をかける、というのが基本なわけだけど、それだって完璧じゃない。
どんなに太いワイヤー、チェーンでもバッサリ切られることがあるし、なんならパーツをバラしてフレーム以外を持ち去られたチャリを見かけたこともある。
パーツの取り外しやすさや軽さというロードバイクの特性・メリットが仇となり、盗まれやすさに拍車をかけてるわけだ。
そうなると、残された選択肢は1つしかない。
「乗らないこと」。
そして「乗ったら降りないこと」。
盗まれたくなければ、乗らずに室内保管しておくしかない。酒飲みながら鑑賞でもしてろ。
というのは無理なので、乗るシチュエーションを限定するのがベター。
まずは街乗りをやめること。ぜったいやめた方がいい。
どうしても乗りたいならママチャリ、せめてホームセンターとかで売ってる“なんちゃってロードバイク”にしておかないと、盗まれた時のダメージがでかすぎる。
一方、一度乗ってしまったら、降りないことも重要だ。
途中でトイレやコンビニに立ち寄らないこと。昼飯のために長時間チャリから離れるなんてもってのほか。1秒たりとも愛車から目を離すべきではない。
あなたの自慢のロードバイクを盗んでやろうと待ち構えてる奴がどこかで様子をうかがっているからだ。
というわけで、ロードバイクにおける最大最強の盗難対策は、
乗らない、乗ったら降りない。
これに尽きる。
……だと思うじゃん?
でも違うんだな、本当は。
じつは、乗らない、乗ったら降りないを超える盗難対策があるんだよ。
“それ”を実践すると、乗っても盗まれないし、降りても盗まれなくなるわけ。
それどころか、ロードバイクが超楽しくなるし、速くもなれる。
すごくね?
マジでやばい。
まるで進研ゼミの勧誘マンガのような効果。
そんな絶大な効果を発揮する盗難対策とは、ずばり、
「ロードロに入ること」
言い換えると、自転車仲間を作るということ。
複数人で走れば、街乗りしても、コンビニに立ち寄っても、誰かが必ずチャリを見ている状況を作れるので盗まれなくなる。
ソロで走るからこそ、どうしたって盗まれるスキが生まれてしまうわけで、だったらソロで走らなければいいじゃんというわけ。
おまけに仲間ができると、競い合ったりしてるうちに自然と速くなってるし、休憩中の雑談も楽しい。
メリットしかないな。
というわけで、自転車仲間を作るのオススメですよ。