ロードバイクの「ロ」

家庭との両立にもがく貧脚ローディー。クラブ・ロードロのリーダーによる泡沫自転車ブログ。

グループライドは参加者が増えるとグループライドしづらくなる問題

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落ち込む@elimさん
落ち込む@elimさん / june29


今回はグループライドを企画するうえでの問題とその解決策について書こうと思います。


昨年末から人と一緒に走るようになり、おかげさまでこれまでに5、6回グループライドを行うことができました。参加人数も少しずつではありますが増えていってます。しかも毎回、初参加の方がいるので、年始に立てた「自転車仲間を5人つくる」という目標があっという間に達成できてしまいました。嬉しい誤算です。

ただ、人数が増えてくると、それはそれでいろいろな問題が浮かび上がってきます。3人では問題なかったことでも、5人、6人となることで問題になってきたりするのです。
たとえば、今現在抱えているのは以下の2つです。

問題点

1.実力にバラツキが出てくる。

幸いというか偶然というか、これまでの参加者はみなさん初心者から中級者の方々で、実力にもそれほど差はなかったと思います。
でも人数が増えれば、その分、参加者のロードバイク歴は多様化するでしょう。すると、実力も多様化します。
たとえば、乗り始めて3日の人よりも2年の人の方が経験もあるし、ペース配分も上手です。体力的には差がなかったとしても、ロードバイク的な実力にはどうしたって差が出てきます。
そうなると、必然的に速い人が遅い人を置いて行ってしまうことが増えるんです。いわゆる「チギる/られる」機会がたくさん出てきます。

2.信号待ちで分断されやすくなる。

参加者が増えてくると、当然、隊列が長くなるわけで。そうなると後方の人が赤信号に捕まって隊列が分断される可能性も高くなります。
すると、結果的には上記の1と同じように、「チギる/られる」場面が飛躍的に増えます。

要するに……

誤解して欲しくないんですが、俺は遅い人は参加するなとか、これ以上参加者が増えて欲しくないとか、そういうことを言いたいのではありません。

要するに1も2も、せっかくのグループライドなのに、みんなで走ることができなくなるのが問題だと思ってるんです。

みんなが走り慣れたルートを毎回走れるとはかぎりません。知らない道を走っているときにチギられてしまったら、迷った挙げ句、先に行ってしまった人たちと合流できないことだってあるでしょう。
同様に、自分だけ先行してしまって、気づいたときには後ろにいたはずの人たちとはぐれてしまうこともあります。

これだと、何のためにグループライドに参加してるのかわかりません。
グループライドは参加者が増えれば増えるほど、グループライドが成立しづらくなるという矛盾をはらんでいるのかもしれないですね。

なので、対策を考えてみました。

解決策

1.参加者同士で電話番号を交換しておく

そうすれば、はぐれても落ち合う場所を決めることができます。

2.チェックポイントを決めておく

あらかじめ、はぐれたときのことを考えて、何カ所か待ち合わせ場所を決めておくのもいいかもしれません。
ただ、俺の企画するグループライドは割とノープランが多くて、ルートや目的地は当日の気分で決めています。なのでチェックポイントを決めるには、事前にルートや目的地を決めとかなければなりませんね……。


いろいろ考えてますが、まだ試行錯誤してる段階です。どれもベターかもしれませんが、ベストではない気がしますので、今後も引き続き考えていきたいと思います。
まあとりあえず、今後のグループライドでは上記の解決策を実行するかまだわかりませんが、何らかの対策は立てるつもりです。

実力にバラツキがあるからといって、参加条件を設定するようなことはしたくないし、赤信号で分断されるからといって、参加人数を絞り込みたくもありません。
できるだけオープンで、初心者から上級者まで幅広いロードバイク好きが参加できるグループライドを目指していこうと思います。
なので、これからもよろしくお願いします。

それでは。



次回のグループライド

2014/3/30(日)に荒川サイクリングロードへ行きます。興味がある方はぜひご参加ください。詳細は以下の記事に書いてあります。
3/30のグループライドの詳細 - ロードバイクの「ロ」