ロードバイクの「ロ」

家庭との両立にもがく貧脚ローディー。クラブ・ロードロのリーダーによる泡沫自転車ブログ。

ロードバイクの楽しさは2つあり、俺はそのうち1つしか楽しめてないのである。

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昨日も書いたように、2月11日にグループライドをした。


Road bike panning
Road bike panning / Leonidas-from-XIV


走り終えて、俺は「自分がロードバイクを半分しか楽しめていない」と、気づいたのである。

そもそものきっかけは、グループライド中の会話だった。
どういう話の流れでそうなったのか忘れたが、俺が信号で停止するたびにフロントのギアをインナーに切り替えてるということを言った。すると、ヒロさんが「基本的にはインナーは坂でしか使わないんだよ」と言い、俺は衝撃を受けたのである(この辺の会話はうろ覚えなのでスゲー適当。そんな感じのことを言った、と脳内変換して)。
てっきり、基本はインナーで、高速で走りたいときのみアウターを使うのだと思っていたのだか、実際は逆だったのだ。普段はアウターを使い、勾配がキツイ道をインナーで走るらしい。
そんなことまったく知らなかった。ロードバイクに乗り始めて、もうすぐ10ヶ月になるというのに。

そもそも、俺はロードバイクについての知識が明らかに乏しいのである。
今乗っているTCR2を購入するときも勢いで買ったようなものだし、買ってからもあまり知識を蓄えるようなことはしていない(自転車関連の動画はよく見るようになったけど)。
「ブログやってるくらいだから詳しいんでしょ?」とよく勘違いされるのだけど、そんなことはない。下手したらロードバイク買うかどうか迷っている人の方が詳しかったりするレベルなのである。


Dictionary
Dictionary / greeblie


ロードバイクは楽しい。では、なぜ楽しいのか? それには2つの要素があるのだろうと思う。
1つは走ることそのものに起因する楽しさだ。ロングライドやレースが楽しい、あるいはダイエットになるから楽しいなどの、サドルにまたがったことによって生じる楽しさがそれだ。
もう1つは、メカいじりとしての楽しさだ。これはミニ四駆とかにハマったことがある人ならわかると思うけど、より速く、よりカッコ良くなるように、ああでもない、こうでもないと言いながらパーツをいじくりまわしたり、カタログを眺めたりするのはとにかく楽しいのである。
このうち、知識が関わってくるのは後者だ。普通、車体やパーツをいじくり回しているうちに知識を吸収していくのだろうから。

で、だ。
俺はけっしてメカいじりが嫌いじゃない。というか、むしろ好きだ。子どもの頃は誰よりもミニ四駆に熱中した。
だから、本当はもっと知識を得たいと思っているのである。
それなのに知識を得ることができない。つまり、ロードバイクの楽しさを半分しか体験できないでいる。100%楽しめてないのである。


Mechanic @ work - Motorcycle
Mechanic @ work - Motorcycle / Johnragai


その理由を考えてみたが、これを言ってしまったら元も子もないのだが、結婚しているので自由にお金や時間を使えないというのが大きい。
本当は、給料から生活費を差し引いた分をすべて10万円以上するホイールとかにぶっこんだり、ボーナスで50万円以上する完成車を買ってみたりしたい。でも、できない。やろうとすると、家庭崩壊まで一直線だ。だから、知識を得たところで実践できないし、そもそも知識を得る時間がない。

でも、だからといってロードバイクに乗るのはやめない。だって楽しいから。
そして、どうにかして残り半分も楽しめるようにしようと考えているのである。